☆英語
外国語に慣れ親しむため、週1回英語の時間があります。ネイティブスピーカーの先生がアグレッシブな授業で楽しく英語を教えてくれます。卒園までには簡単な単語、英会話が身につきます。
☆運動
運動をすることは体を成長させ、脳を発達させ、心を育ませることに繋がります。本園は「ハノイで一番運動する幼稚園」として様々な運動を行っています。
☆図画工作
月の行事や季節に応じた作品を完成させて、お家に持って帰ったり作品展で展示したりします。
☆文字
絵本・紙芝居の読み聞かせから文字に興味を持ってもらい、硬筆、書道で書くことも楽しんでいます。卒園までにきれいな平仮名を書けるようになります。
☆数、言葉
ピアジェ理論に基づいた「ペタペタシール遊び」で、数や言葉の力を育み、その力を日常生活で伸ばしていきます。
☆音楽
専任の音楽講師による本格的なソルフェージュ・「音楽に関する学び」の時間があります。ソルフェージュで身につけた力を土台にして、歌、鍵盤ハーモニカなどの楽器、リトミックも楽しんでいます。
【略歴】
桐朋学園大学音楽部演奏学科卒業、スタニソワフ・モニュウスキ グダンスク音楽アカデミー 研究科卒業(ポーランド)、ハンブルク音楽演劇大学卒業、ディプロマ取得(ドイツ)。日本、ポーランド、ドイツ各地で演奏活動を行う。また、ポーランド、ドイツ各地のサマーコース、公開レッスン等に参加し、アンジェイ・ヤシンスキ教授(第14,15,16 回ショパンコンクール審査員長、各主要国際コンクール審査員)その他教授の教えを請う。これまで、故平松英子、吉村真代、兼松雅子、イェジー・スリコフスキー(ショパンコンクール予備審査員)ラルフ・ナットケンパー(ハンブルク音楽演劇大学教授、元愛知県立芸術大学客員教授)各氏に師事。日本、ドイツ、ヴェトナムでピアノレッスンおよびソルフェージュの授業をし、ともに学んだ生徒は90 人ほど、生徒の国籍も多岐にわたり、それぞれ各国の生徒の特長、性格を生かしたレッスンを心掛けてきた。ハノイでは生徒たちは有名ピアニストの夏期講習や、コンクール等にも参加し、日本帰国後は桐朋学園大学音楽部付属子供のための音楽教室にも合格し、学んでいる生徒もいる。
【先生から】
長年、ピアニスト、またピアノ教師として社会に携わって参りましたが、日々、幼稚園には音楽教育が必要不可欠なのではないかと考えていました。と申しますのも、音楽では「聴く力」が大変強く求められます。「聴く力」と一言に申しましても、そこへ一音、一音に対しての大変な集中力、注意力、記憶力、忍耐力が求められるのです。この「聴く力」が将来子供たちの学習能力を引き出すのに役に立ち、そこからまた自発的な考えや表現が生まれてくるのではないかと考えています。また一緒に合奏したり、歌ったりすることは、協調性などを育むのにも役立つのではないかと思います。昔からいろいろな場所で早期教育の重要性が謳われていますが、幼児に先取りさせる、また詰め込ませるということを教育と勘違いされている場面を多々見かけます。なんでも早く早く、と焦るお母さま方も多く見かけます。しかしこの早期教育とは「後々のためになる能力の土台を幼児という時期に引き出して置き、なんでも素直に意欲的に取り組めるようになる素地を作っておくこと」だと、幼児から高校生までのピアノ教育に携わった私は思うようになりました。小学生以降でももちろん、それぞれに色々な能力は伸びるのですが、「幼稚園時にあんな、こんな音楽教育があったならば…」と思ったことも一度や二度ではありません。今まで培った30年以上の音楽経験を活かし、単なる音感教育、リズム教育ではなく、「聴く力」から子供たちの能力を最大限引き出し、世界共通言語としての音楽という文化を学び、豊かな人格形成をはぐくむべく、私が持ち得る能力、技術を子供たちに伝え、共に音楽を楽しみたいと思っています。
☆食育
2歳児~5歳児の全クラスで毎月クッキングをしています。出来上がったものは自分達で食べたり、他のクラスや先生におすそわけしたりします。園内で野菜を育てて収穫したり、畑や農場に行って農作業を体験したりします。
☆社会科見学
月に数回、社会科見学、ミニ遠足として、いろいろな場所に行って見聞を広めたり様々な体験をしたりしています。